窓の結露を拭き取るなら雑巾よりも超吸水スポンジがおすすめ

窓の結露を拭き取るなら雑巾よりも超吸水スポンジがおすすめ

私は築30年以上のデザイナーズマンションに住んでいるのですが、窓が大きいことやペアガラスではないこと、アルミサッシであることなどから、毎年冬になると窓が結露してしまいます。窓が大きいため付着する水分も多く、雑巾で拭いても雑巾がすぐにビシャビシャになり、雑巾を搾るために何度も流しへ行かなければなりませんでした。

そこで、そんな手間を解消するために今回はAmazonで超吸水スポンジという商品を購入してみました。雑巾と違って吸水力が高く、力を入れずに搾ることも出来るので毎朝の結露を拭き取る作業のストレスが格段に軽減しました。

今回は超吸水スポンジを実際に使ってみた感想をご紹介します。

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賃貸での窓の結露防止は諦める

窓の結露が発生する原因は飽和水蒸気量の変化にあります。空気には含むことのできる水蒸気量の上限(飽和水蒸気量)があり、それを超える水蒸気は水(液体)となって結露します。

同じ空気でも気温が低くなるほど飽和水蒸気量が小さくなるため、室内に比べて冷たくなる窓際の空気では、上限を超えてしまった分の水蒸気が水となり結露する仕組みになっています。

そのため、結露を防止する方法として一般的には以下の2つがよく挙げられます。

  • 室内の空気の水蒸気量(湿度)を下げる。
  • 窓際の温度差を少なくする。

ただ、中々この2つについて効果的な対策をすることは難しいです。室内の湿度を下げるためには室内干しをやめることや観葉植物に水をあげる頻度を少なくすること、燃焼時に水分が発生する石油ストーブの利用をやめることなどが挙げられますが、生活の質を変えることがストレスになったり、実践したとしても部屋の構造上大きな効果が見込めないことが多いです。また、窓際の温度差を少なくするためには、窓ガラスをペアガラスに変更することやサッシをアルミ製から熱伝導率の低い樹脂製に変更することが挙げられますが、持ち家ならともかく、賃貸では大家さんが工事をしてくれないことには始まりません。

そのため、窓で結露が発生しやすい賃貸に住んでいる方は結露対策に四苦八苦するよりも、いかに毎朝の結露を拭き取る作業を効率化するかを考えた方が良いと思います。

超吸水スポンジの特徴と使用感

私は今まで窓の結露を雑巾で拭き取っていたのですが、雑巾は意外と吸水力が弱くすぐにビシャビシャになってしまい、時間の無い朝に何度も流しへ行き雑巾を搾る行為がストレスになっていました。また、雑巾は力を入れて搾らないと水を切ることが出来ず、何度も雑巾を搾ることで手荒れの原因にもなります。

そこでAmazonのレビューも良さそうだったアイオンの超吸水スポンジを購入してみました。安心の日本製で、吸水量によって110ml、200ml、650mlなどの大きさがあります。私の部屋の窓は大きく拭き取る結露の量も多いため、110mlの大きさでは心配だったため200mlの大きさのものを購入しました。

中身はこんな感じで、何の変哲も無い水色の直方体のスポンジです。ただ、実際に使ってみると雑巾に比べて圧倒的に吸水力が上でした。

窓に当てて滑らすだけでほとんどの水分を吸収してくれるため、何度も往復させる必要は全くありません。また、保水力が高いので、吸い取った水がぽたぽたとスポンジから垂れてしまうことも全くありませんでした。

200mlの大きさは片手で使うのに持ちやすく、サッシの溝にも収まる大きさなので結露の水が溜まってしまう窓枠の下部をすーっと拭き取ることも出来て便利でした。最低でも200ml、窓の大きさによっては650mlを選んでも良さそうです。

また、何と言っても水切れの良さが抜群で、今まで両手で一生懸搾っていた雑巾はなんだったのかというほど、片手でちょっと力を入れるだけで水分を搾り切ることが出来ます。

まとめ

いかがでしたか。賃貸で窓の結露に困っている方は是非この超吸水スポンジを購入してみてください。食洗機や乾燥機付き洗濯機などの時短家電のように、圧倒的な時短効果が期待できます。

耐久性も問題なさそうで、このスポンジを数ヶ月間使ってきましたが、水分を拭き取っているだけなのでスポンジが汚れることも破損することもなく数シーズンは問題なく使用できる印象です。ただ、1つ数百円の安い商品なので1シーズン限りの消耗品として使い捨ててしまっても良さそうです。

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