ブロンプトンに付けるライトの位置はハンドルかフェンダーの上の反射板の場所の2択になるのですが、折り畳んだ時の干渉や見た目のカッコ良さを考えると、フェンダーの上の反射板の場所がベストだと思います。
今回は見た目もカッコ良く値段も手頃なOLIGHT(オーライト)のRN 400を、別売りのブラッケットを使ってブロンプトンに取り付けてみましたので、取り付け方法と使用感についてレビューしていきたいと思います。
純正のライトは値段が高い
ブロンプトンからは純正のキャットアイ製のライトが発売されています。このライトを付けている方をよく見かけるのですが、テカテカした外観でカッコ良くないにも関わらず値段が約1万円もするため、すぐに購入候補からは外れました。
また、ブロンプトンの自転車マークのロゴも好きではないので、なるべくブロンプトンのロゴが入っていないパーツで揃えていきたい気持ちもありました。
その他には、Bullet lightingという商品やKiLEYの砲弾ライトあたりも有名ですが、やはり値段がそれなりにすることと、使い勝手があまり良くなさそうだったので、こちらも候補から外れました。
RN400の取り付け方法
そこで今回はオーライトのRN400を購入しました。
3,000円弱で購入でき、最大400ルーメンの明るさで日常使いには十分なスペックです。また、IPX7の防水のため雨の日でも安心して使用することが出来ます。
何より重さが85gなので、輪行のために車体を少しでも軽くしたいという方にもおすすめです。
ただ、このライトだけではフェンダー上には取り付けることが出来ないため、別途ブラケットパーツを購入する必要があります。R250ロードバイク用ライトブラケットという商品で、1,500円ほどで購入することが出来ます。「ロードバイク用」と商品名にありますが、ブロンプトンにも問題なく取り付けが出来ますのでご安心ください。
商品はこんな感じで、ポチ袋にパーツセットが1つだけ梱包されているごくシンプルな構成です。
左側の部分をフェンダー上に取り付け、右側の部分にオーライト用の台座を取り付ける仕組みになっています。
取り付け方法は簡単で、まずはM5の六角レンチを使って、フロントフォークとブレーキキャリパーを固定しているネジを緩めます。
そして購入したR250ロードバイク用ライトブラケットを挟み込み、再びM5の六角レンチでネジを締めて固定します。
最後に、ブラケットの先端にオーライトに付属しているGoPro用の台座を取り付ければ完成です。この台座を取り付ける際に左右のナットを回すため、M4の六角レンチと8mmのスパナが必要になります。
ブロンプトンのカスタムでは六角レンチと8mmや10mmのスパナが必要になるため、ブロンプトンを購入したら初めにセットで揃えてしまうのがオススメです。愛用している六角レンチは評価の高いWeraのHex-Plusで、サイズ別にレインボーカラーになっていて使い勝手が良く、持ち手部分が六角ではなく丸断面になっているので力を入れやすい点もおすすめです。4,000円強で少しお高めですが、工具は購入してから後悔することが無い様に、しっかりとした使いやすいもので揃えてしまった方が良いと思います。
RN400の使用感
台座にライトを取り付けた様子がこちらです。フロントキャリアブロックにも干渉しない丁度良い大きさであることがわかると思います。オーライトにはRN800やRN1600といった上位機種のライトもあるのですが、フロントキャリアブロックに干渉してしまう可能性があることと、重さも重くなることから、私はブロンプトンにはRN400がベストだと思います。
折り畳んだ際にももちろんフレームなどに干渉することがなく、夜間の都内の走行でも問題ない明るさでした。3つのモードがあり、明るさと点灯時間は次の通りです。
- ローモード：100ルーメン/6.5h
- ミドルモード：200ルーメン/3.2h
- ハイモード：400ルーメン/1.7h
街灯のあるような街中ならミドルモードで十分な印象でした。メーカースペックだとフル充電で3.2時間の点灯時間ですので小まめな充電が必要になりますが、micro-USBを使ってモバイルバッテリーでも充電が出来るため、旅先でも安心して使用することが出来ます。
まとめ
充電式のライトはどうしても充電を繰り返していくうちに段々と寿命が近くなっていきますので、純正の高価なライトを購入するよりも、ある程度しっかりした安価なライトを使っていく方がコスパが良いと思います。
オーライトのRN400は性能面も十分で、マットな黒塗装の仕上げが高級感もあるためおすすめです。今回のブラケットを利用すればもちろんオーライト以外のライトも取り付けることが出来ますので、他にもおすすめのライトがありましたら、是非コメント欄やツイッターで教えてください。
