
夜間の自転車の安全走行にはテールライトが必須ですが、無骨なデザインや取り付け方法がスマートでは無いものが多く、自転車のデザインと馴染まないものばかりです。私が使っているtern SURGE UNOはシングルスピードのミニベロなので、できるだけすっきりした見た目のままにしておきたいと思っていました。そこで購入したのがKiLEY(キーレイ)のリア用アイライト。フレームのダボ穴にネジだけで取り付けられるのでスッキリした見た目です。今回は取り付け方法や、実際に使用してみて感じた良かった点や悪かった点をご紹介します。
KiLEYとは
KiLEY(キーレイ)は台湾のブランドで、主に自転車のライトを製作しています。折りたたみ自転車のブロンプトンに似合う砲弾ライトなどで有名になったブランドです。きちんと日本の代理店もあるので、安心して購入することができます。
リア用アイライトの特徴と取り付け方法

KiLEYのリア用アイライトはその名の通り、丸いタイプのリア用のテールライトです。色はシルバー、ブラック、ペールライトの3色展開で、今回はフレームの色に合わせてブラックを購入しました。素材はアルミニウム合金。クロモリやレトロな雰囲気の自転車にはシルバーもおすすめです。

中には以下のものが同封されています。
- テールライト本体
- 取り付けボルトとワッシャー
- 充電用USBケーブル

説明書が同封されていないため、この取り付けボルトとワッシャーの使い方が分かりづらいです。KiLEYのHPにマニュアルが掲載さているのですが、そのマニュアルも最低限のことしか書いておらず、どうやらダボ穴に取り付ける際には右下の丸いワッシャーのみの使用で問題ないようです。

取り付け方は簡単で、フォークエンドやシートステーのダボ穴にワッシャーを噛ませて六角レンチで止めるだけです。5分も掛からずに作業が完了しました。ちなみに使用しているのはWeraのマルチカラーヘックスレンチセット。自転車のカスタムをするなら必須のアイテムです。今回は5mmの六角レンチを使用しましたが、自転車や箇所によってサイズが異なるので、六角レンチはセットで揃えてしまった方が良いでしょう。
リア用アイライトの取り付け軸の部分の長さがあるため、意外とtern SURGE UNOのようなエアロ形状の太めのフレームについているダボ穴でもフレームと干渉せずに取り付けることができました。

取り付けた見た目がこちら。無駄なものを一切省いたシンプルなデザインでかっこいいです。

この丸い部分の少し上を押すことで点灯⇨点滅⇨消灯を切り替えられるようになっています。レビューを見てみると「少し反応しずらい」という意見もあるようですが、少し上を押すように意識するとストレスは全く感じませんでした。
良かった点
無駄のないシンプルなデザイン
これはKiLEYのリア用アイライトを購入した一番の決め手なので当たり前なのですが、ライト部分がスイッチを兼ねていること、ダボ穴への簡単な取り付けでバンドなどでフレームに巻き付ける必要がないことなど、その結果としてのシンプルなデザインが最高にかっこいいです。公式ではレトロなデザインの自転車におすすめされているようですが、今回のようにエアロ形状の自転車にもしっかりと似合います。
作りがしっかりしている
アルミニウム合金で出来ていて剛性も高く、台湾製造ですがしっかりた製品だと感じました。
連続点灯時間が長い
フル充電で、点灯状態で連続8時間、点滅状態で連続20時間動作します。日常使いには問題ない充電持ちです。
悪かった点
価格が決して安くない
税込3,600円と高価です。唯一無にのデザインで他に代替品が無いため満足していますが、せめて2千円代ならなぁ〜と思っています。
USB充電のカバーが開けにくい

ライトの裏側の白いカバーを外してUSBケーブルと繋いで充電するのですが、このカバーが初めは結構開けずらいです。ただ何度か充電している内に開けやすくなってきたので、今度は逆に使用していく内に勝手に開きやすくならないか少し心配です。
USBがtype-Cではない

充電がUSB tyep-cではなくUSB microになっています。type-cが主流になってきつつあるので、さまざまな充電ケーブルを用意するのが面倒です。ただ、きちんとUSBケーブルは同封されているのでそこは及第点だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。KiLEYのリア用アイライトはそのシンプルなデザインが素晴らしく、自転車の見た目を気にするサイクリストにおすすめの商品です。今回の購入の前にさまざまなテールライトを調べてみたのですが、ダボ穴に取り付けられるタイプ自体が少なく、今のところテールライトはKiLEY一択のように感じました。